台湾映画界の巨匠ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督が、台北市政府と協力し、
アメリカ領事館だった古い建物を改造して映画館にしました。
MRT中山駅から徒歩3分ほど、中山北路沿いにある
台北之家です。
ここは単に劇場施設だけでなく、オープンカフェ付きの喫茶店「珈琲時光」や
バー「紅氣球」(どちらもホウ監督の作品名にちなんでいるのがニクい)、
映画を中心にアート関係を扱ったオシャレ書店「誠品書店」、
それに会議室も併設されていて、こぢんまりとした建物なのに盛り沢山で存分に暇をつぶせます。

台北之家前はヘアサロンやブティックなどがあり、閑静な通りで大人な雰囲気が漂います。

まず建物に入ると、右手に誠品書店、左手にカフェ「琲時光」、奥にチケットカウンターがあります。
劇場はいったん建物を出て右手の建物(別館?)になります。
こちらが劇場。近代的な雰囲気ですが、劇場は100席あるかないかくらいの小さなコヤでした。

メインの建物は吹き抜けになっています。
まず入って心を奪われるのは、天井にある映画の写真!

いきなりホウ監督の傑作『恋恋風塵』。そのほかホウ監督に限らず、
エドワード・ヤンやツァイ・ミンリャンなどさまざまな台湾映画の写真が壁にありました。

2階に上がるとヨーロピアンテイストな内装の会議室が。ステキです。
誰もいなかったので撮影。

カフェで食事しました。お茶とサンドイッチで1000円くらい。台湾の物価を鑑みると少々高めです。
とはいえ、白を基調とした日当たり良好の内装はとてもよく、思わず長居したくなるほど居心地がいいです。
平日の昼間に行きましたが、オシャレなカップル客が目立ちました。店員も優しい感じです。

奥にアレクサンドル・ソクーロフ監督の『エルミタージュ幻想』のポスターが!

こちらは何の作品のポスターかわかりませんが、ペドロ・コスタ作品などで知られる
ポルトガルの大プロデューサー、パウロ・ブランコのクレジットがありました。
誠品書店へは暇さえあれば訪れていました。映画を見ない人でも気軽に入れます。
台湾をはじめとするアジア映画のDVD、サントラCD、本から、その他外国映画のものまで、
コアな作品が多数ありました。わたしは日本で発売されていないエドワード・ヤンのDVDと、
日本で発売されているけど安かったのでツァイ・ミンリャンのDVDボックスを購入。
お土産分も入れて8枚購入したのですが、合わせて3000円くらいでした。
安いので日本語字幕なしを承知でついつい買ってしまいました。
ちなみにここには映画以外の本もあり、青山ブックセンターのようにアート関連グッズや
ポストカードなども売られていました。ポストカードもお土産用に多数購入しました。
お土産の調達にも重宝する店だと思います。あと日本の本も売っていてびっくりしました。
台北之家 Taipei Film House住所:台北市中山北路二段18號
電話番号:02-2511-7786
営業時間:11:00?
映画鑑賞料金:大人1枚220元
HP:
http://www.spot.org.tw/